多彩な技法から生まれる大胆で繊細な器
愛知県瀬戸市で作陶されている木曽志真雄さん。織部・灰釉・鉄彩・粉引など多彩な技法を用いて生み出される器たちは、伝統的な趣の中に現代的な軽やかさを感じさせてくれます。
ふと目に留まり、手に取り、そして惹き込まれる。心にじんわり広がり余韻を残す木曽さんの器。その魅力をぜひ、ご堪能ください。
ゆるやかに流れるおおらかな片口鉢
自ら存在感を放ちながら、きちんと料理を引き立ててくれる懐の深さも持ち合わせているのが木曽さんの器の特徴。
この片口鉢は、白い器を作る技法のうち「粉引」を用いたもの。焼き物の多くに見られる素地の上に釉薬をかける2層構造とは異なり、「粉引」は釉薬の前に「白化粧」を施す3層構造。これにより、2層構造の器よりぽってりとした厚みとやわらかな表情を楽しめます。
素朴さの中に流れるような優美さも秘めたユニークな片口鉢。優雅なティータイムで、粋な晩酌で、定番の和食で、アンバランスを楽しむ洋食・中華で…さまざまなシーンで活躍してくれるはずです。
※粉引など色が気になる器は、料理を盛る前にたっぷりの水に浸した後、余分な水分を拭き取ってからお使いください。料理の色や油など染みにくくなり、汚れが落ちやすくなります。
サイズ:縦約13.5cm 横約15.5cm(片口部:約2cm) 高さ約10cm(高台部含)
※実店舗と在庫を共有しているため、入れ違いで売り切れになる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ディスプレイによって色合いや質感が異なって見える場合がございます。
また、手作りのため模様や焼き色、サイズには個体差があり表情が異なります。写真は一例としてご覧ください。