一人分のうどんやお粥にぴったり。
ちょっとした煮物にも使いやすい6寸サイズの片手鍋
プロの料理人をはじめ、一般家庭でもファンやリピーターの多い「土楽窯」の土鍋。ろくろでひとつひとつ手作りされたあたたかな表情は、食卓に置くだけで絵になります。
6寸片手鍋は一人用の麺やお粥、ちょっとした煮物にちょうど良い大きさです。
焼きもの、炒めものには「黒釉」の製品をご使用ください。
サイズ：6寸／1～2人用 （約）直径17.5cm／高さ8.5cm（手づくりのため個体差がございます）
素材：陶器
ブランド：土楽（三重県伊賀市）
備考：つゆ草紋様
■ 実店舗と在庫を共有しているため、入れ違いで売り切れとなる場合がございます。あらかじめご了承ください。
■ 手づくりのため模様や焼き色、サイズみは個体差があり表情が異なります。写真は一例としてご覧ください。
■ ご覧になるPCモニター、スマートフォン等の環境により実際の色と異なって見える場合がございます。
土楽窯では、手作りの味わいを出すために伊賀の粗目土を均一化せず使用するため、素地に隙間が多く、目に見えない小さな穴がたくさん開いています。
土鍋は熱したときに膨張し、冷めたときに縮む性質があり、素地と釉薬とで収縮率が異なるために、火にかけると小さなヒビや貫入が入ります。
このヒビや貫入が入ることにより、大きなヒビが入ることを防ぐ役割を果たし、割れにくく煮えやすい、"よい土鍋"に育っていきます。
■ ご使用前には、必ず目止めを行ってください。
目止め前の土鍋は水が染み出てきますので、水を入れたらすぐに火にかけてください。
【目止めの手順】
1．容量の7～8分目まで水を張り、大さじ3程度の米またはごはんを加え、弱火から徐々に加熱してお粥を炊きます（小麦粉でも代用可）。弱火で2～3分ほどあたため、その後鍋底に火があたる程度の中火に。焦げ付かないように時折木べらや杓子で底を混ぜます。煮立ったら弱火にしてください。
※ 土鍋は急激な温度変化に弱いため、急に強火で加熱すると割れの原因になります。
2．沸騰後は弱火にして、焦げないように混ぜながら適宜水を足します。お粥がのり状になるまで1時間程度炊き、火を止めてください。
※ サラサラした状態ではでんぷん質が不十分なので、米や小麦粉を適宜足してください。
3．そのまま24～48時間放置した後、おかゆを捨てて土鍋を洗います。水気を拭いて裏返し、丸一日乾燥させれば目止めは完了です。
※ 置き時間が短いとでんぷん質が浸透せず、漏れや染み込みによる匂いの原因になるため、十分に時間を置いてください（夏場はおかゆが傷みやすいため、24時間程度でOK）
土楽（三重県伊賀市丸柱）
江戸時代より続く伊賀焼の窯元です。 四季折々に景色が移ろう自然豊かな伊賀の里で、代々守られてきた田畑で米や野菜をつくり、焼き物をつくり、営んでこられました。
現在でも伊賀の土を使い、手挽きろくろを回し、土の力を最大限に生かすため、職人がひとつひとつ手づくりしています。時間をかけて土と語り合いながらできたものは、温もりがあり、素朴で自然な風合いを持ちます。月日を重ねるごとに、それぞれに微妙に異なる表情を見せていくのが特徴です。
