青森県津軽半島の西側に広がる七里長浜の砂を加えてつくられた、淡いグリーンが美しいハンドメイドガラス・津軽びいどろの花器。
特有の丸みを帯びたフォルムとパッと目を引く凛とした佇まいは、季節の切り花や枝ものを引き立ててくれます。
もちろん、オブジェとしてその独特の存在感を楽しむのも◎。しっかりとしたサイズながら、柔らかい色合いと透明感でお部屋にスッと馴染んでくれそうです。
元々は定置網漁で使用する浮き球づくりから始まった“びいどろ”。ひとりの職人さんが七里長浜の砂を原料に加えたことがきっかけで、無色透明な硝子は偶然にも美しいグリーンの色へと変化を遂げました。
七里長浜はその名のとおり、七里(約28km)も続く長い長い砂浜。近くの湿原や泥炭地には季節の花々が美しく咲き誇り、青森の原風景を残す自然豊かな土地です。その自然が創り出す美しくも偶然の産物は、見る人を魅了し続けています。
青森の伝統工芸品にも指定される津軽びいどろは、伝統的な“宙吹き”という技法を用い、青森でしかつくることのできない色と姿をもつ工芸品として、村興しの役割も担っています。
サイズ:高さ約24cm 横幅約30cm 奥行約16cm
※ 手しごとによる製品のため、ひとつひとつサイズや形・風合いが異なり、4枚目の写真のような小さな気泡等がほぼすべての個体に見られます。自然由来の風合いとして、また上記のサイズは目安としてお考えください。
※実店舗と在庫を共有しているため、入れ違いで売り切れになる場合がございます。あらかじめご了承ください。